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【クリエーティブ】海外実学研修!【2日目】

ゲーム・CG映像・IT・イラスト系専攻の1年生が海外研修、2日目です🎵

現地のプロからの講義や、施設見学などを行いました👀

【インテルミュージアム】
英語での説明に難しさを感じながらも、Intelの歴史や技術の進化を体験的に学べたことが印象的だったという意見が多く見られました。
特に、CPUや半導体の進化の過程、製造工程、工場の再現展示などに興味を持った学生が多く、身近に使っているPCや機器の仕組みを理解できたことに感動していました。
また、展示物に実際に触れたり、映像やゲームを通じて学べる体験型の内容が楽しかったという声が多く、床の元素記号タイルや巨大なシリコンインゴットなど、デザイン面にも関心を持つ学生が多くいました。
さらに、グッズやショップも印象的で、価格やデザインに驚いたり満足した学生も多かったようです。
全体として、「技術の進化の凄さを実感した」「身近な製品の裏にある努力や歴史を知れてよかった」「将来こうした企業で働いてみたい」といった前向きな感想が多く、学びと楽しさの両面で充実した見学となりました。
【コンピューターヒストリーミュージアム】
コンピューターヒストリーミュージアムでは、そろばんや定規などのアナログな道具から始まり、巨大な計算機や初期のパソコン、そして現代のスマートフォンやAIへと進化してきた歴史を実物で学ぶことができました。
展示の規模はとても大きく、昔の機械の複雑な構造や当時の技術の工夫に驚かされました。
ファミコンやポケモンのカセットなど懐かしい展示もあり、楽しみながら学ぶことができたようです。
特に、人間のように会話をするAI「アミカ」の表情や動きのリアルさには多くの学生が感動し、技術の進歩を肌で感じました。
過去から現在までのコンピュータの進化をたどることで、便利さの裏にある長い歴史と努力を実感し、自分たちも未来の技術発展に貢献したいという学生もおりました。
【Googleビジターセンター】
Google本社とGoogleストアの見学では、最新のPixelシリーズや折りたたみスマートフォン、Pixel Watchなどのデバイスに実際に触れることができ、技術の進化やデザイン性の高さに驚く学生が多く見られました。
Appleとの比較を通して、それぞれの企業の特徴を実感したという声もありました。
周辺は自然が豊かで、リスや鳥などの動物が多く見られたことに癒されたという学生も多く、快晴のもとでの昼食や散策を楽しむ様子が印象的でした。
中には「Googleで働いてみたい」「自由な社風に刺激を受けた」「自分も新しい発想を生み出したい」といった前向きな声もあり、最先端企業の環境や働き方に直接触れたことで、学生たちの将来への意識が高まる貴重な体験となりました。
【ケビン・マンディッチ氏、ジャズ・バーニー氏 特別講義】
生成AIの使い方や企業での活用事例についてお話しいただきました。
内容としては、「考えにとらわれず自由に発想することの大切さ」や、LLM(大規模言語モデル)やペルソナ設定、プロンプトの工夫など、AIを活用する上での基本的な考え方について解説がありました。
また、新しい生成AI「ナノバナナ」を使ったロゴ制作や、「VIO」を活用した動画作成の紹介もあり、AIが学生のアイデアを具体化する手助けになることが示されました。
技術的な面では、現代のAIの特筆すべき点として「複雑なものを簡単に、わかりやすく伝えることができる」点や「情報をなめらかにつなぐ力」について触れられ、AIの持つポテンシャル(可能性)についてもお話がありました。
AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間力を拡張し、「しなければならないこと」よりも「したいこと」に時間を使えるようにするツールであるというメッセージが印象的でした。
実例として、医療現場でのAI活用を挙げ、AIが膨大なデータ処理を担うことで医師が患者と向き合う時間を確保できるようになる点を紹介されました。
こうした内容は、IT分野を学ぶ学生にとって非常に興味深く、多くの学生が熱心に聴講していました。
【中村俊博氏 特別講義】
CGクリエーターを目指したきっかけや海外での経験、そしてトイストーリーとの出会いが自身のキャリアに与えた影響などについてお話しいただきました。
ピクサーを目指して努力を重ね、最終的にトンコハウスの立ち上げメンバーとして採用されるまでの経緯が紹介され、学生たちは大きな刺激を受けていました。
講師からは「何をするにも基礎が一番大事」「絵を描く力よりも、ものを観察する力が重要」との言葉があり、今も変わらずデッサンを続けているとのお話もありました。
また、学生時代は人の3倍課題に取り組み、作品を積極的にネットに公開したり、プロに見てもらうことで成長していった経験が共有されました。
作品はスマホなどに常に入れておき、すぐに見てもらえる準備をしておくこと、そして多くの人に見てもらうことがスキル向上につながると強調されました。
さらに、作品づくりにおいては「やりたいことの明確化」「リサーチ」「アイデアの可視化」が重要であり、ブレインストーミングやマインドマップ、ビジョンボードなどを活用して考えを整理する方法についても実例を交えて紹介されました。
ピクサーでは「技術よりも個性や発想力のある人を採用している」との言葉も印象的で、「人と同じものではなく、自分にしか作れない作品を目指してほしい」と学生へ力強いメッセージをいただきました。
講義の後半では全体で質疑応答の時間が設けられ、多くの学生が積極的に質問を行い、講師の話に対して高い関心を示していました
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