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【新規開講】デジタルフォレンジック 

OCAでは業界の流れに合わせて毎年授業を更新しています。 

そして2025年度からは新たにデジタルフォレンジックの授業が開講されました。 

対象はIT科ホワイトハッカー専攻の学生です。 

デジタルフォレンジックとは、コンピュータやスマートフォン、ネットワーク機器などのデジタル機器から証拠を収集・分析し、法的に有効な形で提示する技術・手法のことです。日本語では「デジタル鑑識」とも言われます。 

デジタルフォレンジックはサイバー犯罪を始めとした各種犯罪捜査や企業等の内部不正の調査等を目的に行われます。 

4月に行われました初回の授業では、デジタルフォレンジックの概論についての講義が行われました。今後の授業ではパソコンのデータ保全、保全したデータの解析実習を実施していく予定です。 

今年度デジタルフォレンジックを担当されるのは、昨年の春まで京都府警察において長年にわたりデジタルフォレンジック業務を担当、年間3,000台以上の電磁的機器の解析等を実施し、数々の事件解決に寄与された実績のある元警察官の講師の先生です。 

先生からコメントを頂いています。 

講師の先生:デジタルフォレンジックでは、 

適切なデータ保全・手続の正当性・解析の正確性・第三者検証性が重要なものとなりますが、これらは勉強と経験を積み重ねることで身につけることができます。何より大切なのは基本を遵守すること、好奇心を持ち続けることです。今後社会で益々求められるスキルを学生の皆さんが入手できる絶好の機会なので是非一緒に頑張りましょう! 

以上今年度より開講されたデジタルフォレンジックの紹介でした。 

新たな技術を身に付けた学生が活躍するときがとても楽しみです。 

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