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Ask Shingo
PROFILE
小室 稔樹さん

グローバルセキュリティエキスパート 株式会社(GSX)
CCO コーポレートエバンジェリスト

武藤 耕也 さん

大学を卒業後、Webプログラマーとインフラエンジニアを経て、セキュリティ業界へ転向。ホワイトハッカーとしてサイバー犯罪からお客様が自衛する手法を伝えながら、国内のホワイトハッカーやセキュリティエンジニアの人材育成活動を推進している。

根底にあるのは、
「悪が得をする社会にしてはいけない」という正義感。

コンピュータへの不正アクセスや悪質なハッキングといったサイバー攻撃から、国や企業、人々の暮らしを守るのが私たちの仕事です。
例えば、とても速くて運賃が安い便利な乗りものがあるとします。でも、10回に1度の確率で事故にあうとしたら、皆さん、乗らないですよね? ところが現在のインターネット社会というのは、それくらいの頻度で犯罪に巻き込まれる可能性があると言っていいほど、脆弱なのです。しかし、多くの人や企業はそうとは知らず、気軽に活用してしまっているのが現状です。 そのような中でも、ITの市場は今後も急速に拡大していくことは間違いありません。そうなれば、不正や悪用されるエリアも広がっていきます。だからこそ、確かな技術と知識をもつセキュリティのエキスパートがもっと増えなければなりません。私の気持ちの根底にあるのは、「悪が得をする」そんな社会には絶対させてはいけないということ。ぜひ、そういった正義感をもつ人、もてる人にこの業界を目指してほしいと思っています。

私は大学時代からコンピュータの仕事に関わるようになり、のちに入社した会社の業務では、回線の導入からネットワークの管理、システムの構築、どうトラブルが起き、どう鎮めるかなどまであらゆることに対応してきました。そのときの幅広い経験によって基礎をしっかり築けたからこそ、その後のセキュリティへの道にもスムーズに進むことができたと思っています。 IT社会の安全を守っていく仕組みは、単純ではありません。敵がどういう手で、どう攻めてくるのか。自分たちが守っているものは何か。多くのことを見極めなければなりません。そのためには、セキュリティのことだけでなく、幅広い知識を身につけておくことが非常に重要です。この業界を目指す人は、ぜひ早いうちから、ネットワークやシステムの基礎をしっかり理解し、習得しておくことをおすすめします。さらに言えば、英語も力を入れるべきことのひとつ。セキュリティの仕事は常に新しい情報を収集して技術を高めていかなければなりませんが、その情報源となる文献はほぼ英語です。また、海外の方との情報交換も必要です。英語ができれば必ず強みになります。そのことも意識して取り組んでおくことが大切ではないでしょうか。

現在の現場には、独自で試行錯誤してスキルを磨いてきた人も多いですが、今は専門的に学べる場もあります。基礎から確実に、そして早く習得するためには、そのような場を活用することも効率的だと思います。今後、活躍の場は必ず広がる仕事です。ぜひ、多くの人に興味をもっていただきたいです。

LET’S STUDY!

OCAではこんなことが学べます!

  • ストーリー制作
    CLASS 01

    インフラ

    LinuxやWindowsサーバ、クラウドなどネットワークの仕組みとインフラ構築の実践を学びます。

  • キャラクターデザイン
    CLASS 02

    CND(認定ネットワークディフェンダー)

    ネットワークセキュリティ、脆弱性、攻撃、コントロールなどネットワークの技術ならびにセキュリティ対策を具体的に学びます。

  • マンガ制作
    CLASS 03

    CEH(認定ホワイトハッカー)

    ホワイトハッキングなどセキュリティ脅威とハッキングの技術を学び、攻撃の原理を理解します。

ホワイトハッカーに興味のある方におすすめの専攻

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AI・IT・ロボット分野

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日本で唯一の「認定ホワイトハッカー資格(CEH)」認定校。世界を救うホワイトハッカーへ。

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