AI開発を手掛けるARRealとHashLabは、日本語で仕様を伝えるだけでコーディングするプログラミングAI「AI Programmer」(β版)を無償で公開したことを発表した。
SQLやPython、JavaScriptなど14種類の言語に対応しており、言語を指定し、入力欄にプログラムの内容を書き込むと、コードが出力される。
ITmediaでは実例が紹介されており、実際に「AI Programmer」を使用して「HTMLとCSSでWebページを生成」している。
以下、ITmedia記事を引用
HTMLとCSSでWebページを生成
HTMLとCSSを使ってWebページのソースも作ってみた。指示は以下の通り。
・ページのタイトルは「AIにプログラミングさせてみた」
・背景色は#coffee
・ページ上部に「AIにプログラミングさせてみた」と見出しを表示させ、中央ぞろえにし、下線を付ける
・ページの本文は「AIにHTMLとCSSを記述させ、Webページを作ってみた。このページがその出力結果だ」
出力結果はこうなった。
<h1 style="text-align: center; border-bottom: 1px solid #000;">AIにプログラミングさせてみた</h1>
<p style="text-align: left;">AIにHTMLとCSSを記述させ、Webページを作ってみた。このページがその出力結果だ</p>
本当はtitleタグの中に「AIにプログラミングさせてみた」を入れたかったのだが、bodyの中身だけ記述したようだ。CSSで背景色も指定してほしかったが、そちらはコーディングしていない。
書き方を少し変えて、直接的な指示にしてみた。
・ページ上部に「AIにプログラミングさせてみた」と見だしを表示させ、中央ぞろえにし、下線を付ける
・ページの本文は「AIにHTMLとCSSを記述させ、Webページを作ってみた。このページがその出力結果だ」と記述し、左寄せにする
・titleは「AIにプログラミングさせてみた」
・CSSで、ページの背景色を#c0ffeeに指定する
出力結果は以下の通り。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>AIにプログラミングさせてみた</title>
<style>
body {
background-color: #c0ffee;
}
h1 {
text-align: center;
text-decoration: underline;
}
p {
text-align: left;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>AIにプログラミングさせてみた</h1>
<p>AIにHTMLとCSSを記述させ、Webページを作ってみた。このページがその出力結果だ</p>
</body>
</html>
今度はHTML全体を出力できた。背景色はCSSではなくHTMLのstyleタグで書いたようだ。実際にHTMLファイルにして開いてみると、以下のようなWebページができていた。
AI Programmer Webサイト
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