IT MAGAZINE

Apple、2024年までにサードパーティのアプリストアを利用可能に

投稿日 2022年12月14日
thumbnail

Appleは現在、iPhoneやiPadで使用できるiOSアプリケーションを、App Storeでのみインストール可能にしているが、EUの規制やAndroidの仕様を受け、 App Storeを通さずにサードパーティのアプリをインストール可能とする計画を進行中であることが明らかになった。

これを報じたBloombergによると、EU(欧州連合)が最近可決した「Digital Markets and Services Act」を支持するため、App Storeの在り方について抜本的な見直しが実施されるという。

App Storeの再設計が実施されれば、iPhoneやiPadユーザーはApp Store以外からもアプリをダウンロードする選択肢が与えられ、アプリ開発者はApp Storeに課されている手数料やガイドラインを無視してアプリを配信することが可能になります。

現段階では、デジタル市場の法整備がしっかりされているEUでのみ実施されるだろうと推測されており、日本や他の国は導入されるかは未定で、Bloombergによると、AppleはiOS17のリリースと同時にApp Storeの仕様変更を導入する予定だという。

しかし、AppleはWebからダウンロードしたアプリケーションをインストールできるサイドロードについて、セキュリティとプライバシーにおいてリスクがあるとしており、「Apple内では人気があるわけではない」とBloombergは報じている。

元記事
▶︎Apple to Allow Outside App Stores in Overhaul Spurred by EU Laws