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人気モバイルゲームを手がけるゲームパブリッシャー

Happy Elements株式会社様は“世界中の人たちをゲームのチカラで幸せに。”をコンセプトに「あんさんぶるスターズ！」や「ラストピリオド–巡りあう螺旋の物語–」など人気スマホゲームの開発・運営を手がけるゲームパブリッシャーの会社。今回はHappy Elements株式会社様を訪問し、イラストレーターとして活躍する卒業生Mさんにお話を聞いてきました。

エントランスから一歩入ると「ここはカフェ！？」と思うような、スタッフの共用スペース。このスペースの周りにプロジェクトごとに分かれた制作ルームがあり、ここではプロジェクトを超えて社員が交流したり仕事したり、もちろん食事をとったりと、色々使っているそう。プロジェクトは20名～40名くらいで、ゲームデザイナー(プランナー)・プログラマー、デザイナーなどで構成されている。

プロの環境でもっと上手になりたい！

Happy Elements株式会社はとっても自由な雰囲気です。そして仕事に集中できる環境ですね。
例えば、制作する部屋はとても静かで各々自身の業務に集中できるようになっています。私はOCAのコミックイラスト専攻を卒業して、しばらくフリーで活動していたのですが、「プロの環境でもっと勉強して、もっと上手に描けるようになりたい」と思うようになり、じゃあゲームのデザイナーがいいなと思ったんです。その時に知人から紹介してもらってHappy Elements株式会社に入れていただきました。以前からプレイしているゲーム会社だったので、嬉しかったです。

OCAは3年制だから私に合っていると思った

子供のころから絵を描くことが好きでした。高校の頃にイラストの学校を探していてOCAは3年制だったので「私に合っている」とピンと来たんです。2年制だと入学したらすぐにバタバタと就活しないといけないけれど、3年制ならちゃんと学んで練習もできますし、じっくり作品を作ることができる。入学してからは学校でも遅くまで残ったりして、たくさん描いていましたね。当時の授業では“人体デッサン”がとっても役に立っています。私は本を見たり独学で学ぶのは苦手なので、講師の先生から私の“人物デッサン”を手直ししてもらったり理論を教えてもらったりしたおかげで、飛躍的に上手くなったと思います。今の仕事の根幹になっているといっても言い過ぎじゃないくらいです。

ユーザーのことを考えてクオリティを突き詰めることができる人

Happy Elements株式会社の場合、向上心があるというか、自分なりのこだわりを持って、クオリティを突き詰めることができる人が向いているんじゃないかと私は思います。でもわがままじゃダメなんです、アーティストではないので。「この作品は誰に喜んでもらうのか」「ユーザーの方にどう思ってもらいたいのか」とユーザーのことを考え、ユーザー目線で物事を考えて理解できることが大事だな、と思ってます。もちろん、リリース日もあるので、そのスケジュールの中で、どうしたらベストに持っていけるか考えて創造することが大事です。

自分の作品を人に見せることを心掛けてほしい

高校生には、まずは色んな作品を見て「自分はどんなことをしたくて、どうなっていきたいか」を考えてほしい。高校生の時は目指す方向性を見つける時間だと思います。そして入学したら、自分の作品を人に見せることや見られることに慣れるのを心掛けてほしいです。特に先生とか上手い人に。厳しいことを言われて落ち込んじゃう人もいるけれど、それを繰り返すことで絶対に視野が広がります。人に添削されることに慣れてほしい。どんどん意見をもらって、上手くなって、Happy Elements株式会社にたくさん来てほしいですね。