e-sportsとは?
e-sportsは「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略称です。
電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことを指します。
e-sportsには「eSports」「Esports」などメディアにより異なる表記がされていたため、2017年にアメリカフロリダ州で開催された「2017 American Copy Editors Society convention」において、AP通信が今後は表記を「esports」で統一することを発表しました。
e-sportsの歴史
1972年
最も古いコンピュータゲームの大会として、アメリカスタンフォード大学で「スペースウォー!」の大会が開催。
1980年代
「パックマン」や「ドンキーコング」などの有名作品によるコンピュータゲーム大会が、アメリカやイギリスで数多く開催される。
1990年代
日本でも1991年に「ストリートファイターⅡ」が対戦型格闘ゲームという概念を普及。1996年には国際的なeスポーツ大会「Evolution Championship Series (EVO)」 が設立・開催された。
2000年
韓国では「PC工房」と呼ばれるインターネットカフェが普及し、「韓国eスポーツ協会 (KeSPA)」 が設立される。
2010年代
e-sportsの視聴者数・大会賞金が大きく増加。大規模なトーナメント大会も2000年の10大会から2010年には約260大会まで増加した。
2011年
オンラインストリーミングサービス「Twitch」が誕生により、日常的にe-sports大会が放送されるように。
2014年
独立した最大規模のe-sportsリーグである「エレクトロニック・スポーツ・リーグ (ESL) 」が、「ジャパンコンペティティブゲーミング (JCG)」 と提携。
2015年
アメリカ初のe-sports専用施設としてカリフォルニア州サンタアナに「eスポーツアリーナ」が誕生。
2016年
東京にある「東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校」が、日本初のe-sports学科を開講。
2021年
同年4月にIOC(国際オリンピック委員会)がe-sportsの公式大会を開催すること発表。