一般的にゲームといえば、コンシューマー機と付属するコントローラーで遊ぶイメージですが、e-sportsタイトルのほとんどはキーボードやマウスで、つまりパソコンでプレイするものが多いです。
パソコンは持っているけど、実際どうやってプレイすればいいの?と思っている方は少なからずいらっしゃるのはないでしょうか。
そこで今回は、パソコンでゲームをするために便利な“Steam”というプラットフォームについて解説していこうと思います。
- Steamって?
Valve社が開発・運営している、PCゲームやPCソフトウェアなどのデジタル配信プラットフォーム。
たとえば、iPhoneならApp storeを通してゲームアプリをiPhone本体にダウンロードします。SteamはApp storeのパソコン版だと思ってください。Steamを通してゲームをパソコンにダウンロードする、そのような感じです。
勿論、そのゲームによっては公式サイトから購入するタイトルもありますが、“Steam”では、様々なゲームの紹介動画を眺めながら、面白そうと思ったゲームをポチッと購入することができます。
- Steamのインストール方法からゲームダウンロードまで
Steamは公式サイトから無料でダウンロード可能です。対応機種は、Windows、Mac、Linux。勿論、日本語にも対応しています。
では、早速インストール方法のご紹介。
画面左上の『Steamをインストール』をクリックします。
ダウンロード後、アプリケーションを開くとこのような画面が表示されます。
ゲームを購入するためにはアカウントの作成が必須なので、アカウントを作成しましょう。
まずは、登録に必要な情報(使用するメールアドレス、居住国など)を入力し、利用規約の確認。内容の確認が終わったら、同意にチェックを入れて、ページ下部の『続行』をクリック。
すると、入力したメールアドレス宛にSteamからメールが届くので、メール本文にあるURLをクリックします。
最後はアカウントの設定です。
Steamアカウント名にはお好きなハンドルネームを。パスワードはお好みで。
『サインアップを完了』をクリックすれば、Steamアカウントの作成は完了です。
- 驚愕のラインナップ数
Steamのダウンロード、アカウント作成が完了したら、いよいよゲームの購入です。
Steam内で販売されているゲームの数、なんと2万1406本(2017年末時点)!
これだけあるとどれにするべきか迷うどころか、ゲームを探す気も起きそうにないですが、充実した検索機能がありますので、心配はご無用です。
最新作から無料のタイトル、独特なインディーゲームから早期アクセスなど、ジャンルごとの検索も可能となっています。
他にも、いくつかゲームを購入すると、キュレーション機能まで実装されているので、次々と自分の好みに合ったゲームが表示される仕組みになっています。定期的にセールや特集が実施されるので、値段が高くて手が出せなかったタイトルがお手頃価格になることもしばしば。
後、注意していただきたいのが、Steamの運営会社がアメリカということ。興味を持ったタイトルの言語が英語のみということもあります。最近では、日本のローカライズ会社も増えてきましたので、ある程度人気が出たインディーゲームなら日本語でプレイすることは可能ですが、何せこの圧倒的な数のラインナップなので全てには手が届かないというのが現状です。
以上が、“Steam”のざっくりとした解説になります。
今回は紹介を省きましたが、Steamではゲームの追加パックやMod(ゲームのデザインやシステムを変更する改造プログラム)なども手軽に導入することができるので、ひとつのゲームでも深く楽しめるのもSteamの魅力。
パソコンでゲームをしてみたい、そんな方の参考になれば光栄です。
Steam