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TOP / 特集一覧 / 業界インタビュー Vol.06
Ask Shingo
PROFILE
小室 稔樹さん

株式会社サイバーコネクトツー
代表取締役

松山 洋 さん

ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ、『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ、『ドラゴンボールZ KAKAROT』 著書『エンターテインメントという薬』、『熱狂する現場の作り方』、漫画原作『チェイサーゲーム』

多くの作品に触れ、そして掘り下げる。
それが「学び」につながっていきます。

「好き」を突き詰めたところに「プロ」がいます。ゲーム、アニメ、マンガ、映画…など、自分の好きな作品だけでなく、あらゆる作品に触れて、その作品を分析し、議論する。ヒットする作品はなぜヒットするのか、考えることに「学び」があるのです。もし、自分が好きになれない作品なら、自分ならどこを変えて面白くするのか、そのような視点を持ってゲームをプレイしてほしいと思います。

専門学校などで学ぶ技術は、大きな個人差は出ないと思っています。差ができるのは、どれだけ多くの作品にいかに触れて、分析し、考え、学んできたか。そして、多くのオリジナルの作品を作ってきたか。採用のポイントはそこにあります。一つの作品に注力して完成度を上げようとしても、学生の技術ではどうしても限界があります。それなら、誰よりも数多く作品を作り上げて経験を積んでほしい。
少なくとも話題となっている作品は、ゲームだけでなくマンガ、アニメ、映画などすべて観ておくべきです。授業や課題がどんなに忙しくても、本当に好きであれば時間はいくらでも作れます。その作品を観て、どこが良いのか悪いのか、掘り下げ、専門学校という同じ目的を持った仲間たちがいる場所で議論をしてほしい。その仲間たちと出会うことが、専門学校に通う大きな意義のひとつだと思います。学校で集まることが難しいなら、SNSで話し合うことも今の時代は可能です。 現在のゲーム業界は、新型コロナウイルスの感染拡大により家庭でゲームを楽しむ人が増え、ニンテンドースイッチの売り切れが続出し、プレイステーション5(PS5)が発売されるなど、さらなるブームが沸き起ころうとしています。ただし、ゲーム業界は二極化しており、PS5に代表される100人規模のスタッフによるビッグプロジェクトもあれば、インディーゲームのような小規模のプロジェクトもあります。

サイバーコネクトツーではキャリアに関係なく、アイデアコンペを行っており、若手のアイデアであっても優秀なものは、どんどん製品化を目指していきます。学歴は一切関係ありません。ただし今の学生を見ていると、「ゲームが好き」と言っても、まだまだ足りない。プロを目指すのではあれば、もっとゲームやアニメ、マンガを楽しんで、もっと考えて、もっとたくさん作品を作ること。その先にいるのが、「プロ」なのです。

LET’S STUDY!

OCAではこんなことが学べます!

  • C++
    CLASS 01

    C++

    「Microsoft Visual Studio 2019」を使用してプログラミング言語「C/C++」の中でも特に基本的な事項を講義として様々な演習を通して学習する。

  • モバイルアプリ
    CLASS 02

    モバイルアプリ

    モバイル機器「iPad」で動作するゲームアプリを構築する技術を学習する。

  • ゲーム設計開発
    CLASS 03

    ゲーム設計開発

    クラスと3Dライブラリを使った3Dゲームプログラミング方法を学習します。

ゲームクリエイターに興味のある方におすすめの専攻

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プログラミング・企画などゲーム制作の中枢を4年間で学び、ゲームクリエーターのスペシャリストを目指します。

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プログラミング言語の勉強と同時に、プログラマーとして実践的なマインドスキルを身につける!

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