BLOG

マルヤマのマンガリポート#5

みなさんこんにちは。
マルヤマです。

夏の思い出を思い出す暇もなく、新学期は目の前です。。。
課題は終わりましたか??

という訳でマンガリポート第5弾です。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

どおくまん先生「熱笑!!花沢高校」
秋田書店・既刊コミックス

そうとう古い作品です。
しかし、こんな昔に既にこれをやってしまっていることが凄い。
全てがここに含有されてしまっている、やりすぎた作品。
元祖ヤンキー漫画。
これを読んで育った漫画家が次世代のヤンキー漫画をいくつも生んでいる。
アホみたいに面白い作品。こんな面白さは他に類がないです。

高校生たちのケンカなのに、最終的には、戦車やヘリコプター、
爆弾など(全部手作り)で戦うという、
最早これは戦争です。
数百人対数百人が、山の中で争い、最終決着をつけるとうスケールの大きさ。
当然死者も出ます。

掲載はもちろん秋田書店。
週刊少年チャンピオンに連載されていたのですが、
少年の読み物としては教育には大変悪いと思われます。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

志村貴子先生「青い花」
太田出版・エロティクス・エフにて連載中

人気長編百合マンガ。
ストーリー展開を追ったり、かわいらしさを主軸に置いたり、
または女子目線の萌えを求めるような、
ベタな百合マンガとは一線を画した名作。
百合マンガというカテゴライズだけに留められない作品。
(実際、NLのエピソードもある)
若い女性の戸惑いや成長途中の心情、
女子どおしの間に芽生える友情以上の微妙な情・・・
そういった繊細な部分を、各キャラクターの性格・特徴を上手く見せながら綺麗に描いています。

人を好きになる時の気持ち、好きになった後の気持ち、
その人のどういうところが好きなのか、その人にどんな格好をさせたいか、
相手にどんな喋り方をして欲しいか・・・
非常に具体的な気持ちの部分を描写するところが、上手いなと思います。
別作品「放浪息子」に至っては、小学生からの思春期の変な感情まで絶妙に描いているところが圧巻。
多くを語らず、雰囲気の中で読者に想起させる面白さ。
演出が美しく、抒情詩的表現が秀逸です。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

河内遥先生「縁側ごはん」
芳文社・既刊コミックス

最近流行りの憧れ・スローライフな日常を描いたほのぼのした作品。
とにかく日常。
特に何もない日々。
世知辛い現代人にとっての羨望は、むしろこの”何もない”=”何の悩みも煩わしさもない”日々に帰着するのでしょうか。
素朴で牧歌的な情景を、若者たちの世界観に落とし込んでいる。
河内遥先生の作品の中で、恋愛要素を外した異彩を放つ珍しい作品。
他の作品とは全く違ったテイストに驚きです。
キャラクターが愛らしいです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

今井哲也先生「ぼくらのよあけ」
講談社・アフタヌーンで連載中

小学生の主人公が出会ったのは宇宙生命体?!・・・
みんなで彼を元の時代・元の星に返してあげることがぼくらにとっての夏休みの課題。
団地の屋上で繰り広げられる壮大なスケールのお話。
小学生たちの世界観と、団地という親密感にほのぼのさせられつつ、
宇宙の秘密を探るわくわく感の中に、夢や希望がある楽しい作品です。
とてもかわいらしく、しかし読み応えのある設定とストーリー展開。
藤子・F・不二夫先生のSF短編集を思い出します。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

魚喃キリコ先生「南瓜とマヨネーズ」
宝島社・既刊コミックス

FEELYOUNGがまだなかった頃、まだ女性マンガというジャンルがはっきり確立される前。。
その時代に新しいスタイルを叩き付けたパイオニアともいえる存在の魚喃先生。
当時、宝島社の女性ファッション誌「CUTIE」にはオシャレな女子の為のマンガが掲載されていた。
そこから発刊されるキューティーコミックスは、ある意味FEELYOUNGの前身的な存在。(出版社は違うが作家の多くが移行している)
ちなみにFEELYOUNGを発刊している祥伝社はファッション誌「zipper」の出版社。
キューティーコミックスの作品たちは、マンガ好きな読者ではなく、ファッションに興味のある層に支持された。
魚喃先生のマンガは大学の講義用の教材に使われたりしています。
20世紀末という時代に描かれていることもあり、今読み返してみると、今の時代性とはまるで違う若者の価値観が興味深いです。
イタリア映画のようなシュールさと薄暗さ、リアリズムが痛々しいほど切り込んできます。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

安部夜郎先生「深夜食堂」
小学館・既刊コミックス

深夜だけ営業している素朴な食堂。
そこに集まってくるのは、売れない歌手、ゲイ、ヤクザ等の面々。。。
そういった人たちが、カウンターでコミュニケーションをとっている。
そこには大いなる人情があり、ヒューマニズムがあり、読者を温かい気持ちにさせてくれます。
会話だけで進んで行く形式。
映画で言えば「ブルーインザフェイス」ですね。
もしくはヴィムヴェンダース監督の作品を彷彿させます。
つまりそれは、昭和の日本の味ですね。小津安二郎です。

ちなみにこの作品は実写ドラマ化されており、マルヤマの友人も何話かを監督していました。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
マンガに夢中になっているうちに、
せみの声も聞こえなくなってきました。。。

夏の終わりですね。

夏休み明けからは、グルメリポートが復活致します。

OCAをリアルに体感!

  • 資料請求
  • オープンキャンパス
オープンキャンパス
ホワイトハッカー
今春新設!e-sportsワールド
W体験
資料請求
企業プロジェクト
WEB出願
Close